会社を辞めてフリーランスになるという選択【今の仕事を辞めたい人必見】

[char no=”5″ char=”悩む人3″]仕事行きたくない…自由に生きてみたいなぁ。でも生活もあるしうまくいかなかった時の世間体もある。人生ってこんなもんなのかな…。[/char]

今の仕事、今の生活に満足していますか?
おそらくこの記事にたどり着いたという事は、現状に何かしら不満があるのではないでしょうか。

この記事の結論を先に言ってしまえば、
仕事を辞めてフリーランスとして生活することは可能。
スキルも経験も要りません。すぐ逃げて、すぐ始めてOK。

あなたがもし今の仕事が好きじゃないとはっきり言えるなら、それはとても良いことです。
見方を変えれば、ひとつの会社に閉じ込められたあなたの人生の可能性を大きくするチャンスだからです。

この記事を読むと、次の事がわかります。
◆仕事を辞めたらすぐやること
◆思ったほどダメージはない
◆稼ぐまでにかかる時間
今回は、不明点が多くて足踏みする原因のひとつ、各種手続きや事前準備などを解説します。
人生にちょっとでも新しい可能性が加わるきっかけになれば嬉しいです。

仕事を辞めたらやることリスト【3日あればできる】

[char no=”2″ char=”悩むライター”]フリーランスとか憧れるけど、手続きとか面倒そう…会社にいれば全部やってもらえるし、やっぱりこのままの方が良いよな…[/char]

フリーランスに転身する前の悩みで、保険や年金など下記の手続きがわからない、または面倒という壁があるでしょう。
フリーランスを始める準備
①クレジットカードや賃貸契約は事前に
②国民年金、国民健康保険への切り替え
しかし、これらはサラリーマンをしながら進められる準備もあります。
「仕事を辞めてフリーランスになりたい」と考えた時点から計画を立てれば、そんなに面倒なことはないです。

①クレジットカードや賃貸契約は事前に

これは言葉通りですが、もしクレジットカードや賃貸の契約が必要ならサラリーマンのうちに済ましてしまいましょう。

フリーランスは現状、金融機関からの信用が低い状態なので1000万円稼いでいても審査に落ちることがあります。
ちなみにブログを始める場合、広告を通してクレジットカードを作ると数万円バックされる「セルフバック」という手段があるので、サラリーマンのうちにブログサイトまで準備出来ると余裕が増えますよ。

②社会保険の切り替え手続き

健康保険と保険の切り替えは会社を辞めた時点で必要になります。

国民健康保険、国民年金への切り替えが一般的ですが、配偶者が仕事をしていて保険に加入していれば扶養家族になる事も可能です。

自身の年収が130万以下で配偶者の半分以下であれば条件は満たしているので、配偶者が所属している会社で手続きをしてもらうと良いでしょう。

いずれにしても保険料は自治体や資産など人によって変わりますので、役所で保険料の確認をして選べばOKです。
年金についても同時に役所で手続きが出来ますので、同じ日に済ませると良いでしょう。

収入や貯金がある状態で始めるのがおすすめですが、もし収入の見通しが無かったり減ったりで生活が厳しい場合は、納付の免除や納付までに猶予をもらえたりするので覚えておくと安心です。

やっておいた方が良い手続き【制度を正しくお得に活用】

「フリーランスになる」と言っても、フリーランスとしての登録や手続きが何かあるわけではありません。ここでは、必須ではないですがやっておいた方が断然お得な下記の手続きについて解説します。
やっておいた方が良い手続き
開業届を出して個人事業主になる
失業保険は出ないが再就職手当がもらえる
これらは自分で動く必要がありますので、ぜひ自主的にやっておくことをおすすめします。

開業届を出して個人事業主になる

個人事業主になっておくと節税出来たり、社会的信用の面でも有利になる場面が多くなります。

開業届、と言ってもそんなに大変なことはありません。詳しい手続きやメリットなどはこちらの記事にまとめてありますので、こちらも読んでみてください。
[keni-linkcard url="https://crowdworker-life-navi.com/zaitaku-work/kaigyou-tetsuduki

失業保険は出ないが再就職手当がもらえる

これはフリーランスの準備というよりも、仕事を辞めた後の必要な手続きです。

義務ではありませんが、自分から動かないと受給できないので覚えておきましょう。

大まかな手順としては下図の通りです。

※手続きをする年度、各自治体により手続き方法や詳細な決まりが違う可能性がありますので、実際に手続きの際には窓口に確認しながら実行してください。
 ここはちょっと長くなりますし、手続き期間も長く少し面倒です。でも、人により違いはありますが手続きだけで数10万円受け取れるので絶対にやった方が良いですよ。

~④までの手続きについて

前提としてフリーランスで働いて収入が発生する以上、失業保険は受給できません。

なのでここで解説している方法は、

【あなた】失業保険の受給手続き中、就職じゃなく開業することに決めた

【ハローワーク】受給資格のあるあなたが開業を決めたので、本来受給できた分を再就職手当として渡す

このような関係性のもと受給する方法です。つまり、開業よりも先に「失業保険を受け取る資格があるか」の審査と手続きをする必要があります。順番に見ていきましょう。

①については退職した後、それまで所属していた会社が送ってくれるので割愛します。

②の「求職申込み」が、いわゆる失業保険を受け取るために必要な手続きです。

おそらく離職票と同時に「求職申し込み書」が届くはずなので、ハローワーク関係の書類はなくさずに保管しておきましょう。この求職申し込み書に必要事項を書いてハローワークに持って行けばOKです。※webから仮登録も可能。

③の雇用保険説明会は、求職申込み書の提出した際に指定された日時にハローワークで行われます。内容は給付までの手順や、不正に当たる注意事項などの講習です。2~3時間かかるので予定は空けておきましょう。

説明会の後、「雇用保険受給資格者証」を含めた大切な書類が渡されるので保管しておいてください。

その後1~2週間の「待機期間」を経て、④の失業認定申告書を提出しにハローワークに行きます。

待機期間中に再就職の活動をしたか、仕事をしたか(単発のアルバイトも含めて)確認されますが、もし仕事をしたなら絶対に正直に答えてください。

⑤からの手続きについて

④まで無事進めたら、次に税務署で開業届を出して個人事業主になります。税務署で開業届を出したら、控えをハローワークに提出しに行きましょう(画像⑥開業の報告)。
その後、事業を最低でも1年間継続することを証明できる書類の提出をしたら完了です。 
事業継続を証明できる書類
①開業の際に事務所など借りる場合、借りる期間1年以上の契約書
②お客さんとの1年以上の契約書
この場合、上記のうちほとんどの方が②を用意することになるでしょう。
ハードルが高いように感じるかもしれませんが、契約相手は個人名でもOKです。「請負契約書」を作成し、署名と印鑑をもらいましょう。
請負契約書の作り方や開業届に関しては下記にまとめてあります。

重要なのは「1年以上通して仕事をする見込みがあるかどうか」の部分なので、クラウドワークスなどで仕事を請け負っているクライアントさんにお願いして書いてもらうのが最もベターです。

開業届って、拍子抜けするくらい簡単に作れます。なので平たく言えば、本当に事業を続ける気が無い人に、再就職手当を出すことにならないよう条件が設けられてるって事です。普通にフリーランス活動を続けていれば問題ないのであまり構えなくても大丈夫です。 上記の電話が終わった後、7~10日ほどで再就職手当が振り込まれます。ある程度まとまった金額になりますので、普段やらないことで面倒でも必ずやった方が良いです。 個人事業主になるメリットは上記の記事に記載している通り他にもあるので、どうせなら手当てがもらえるこの時期にやった方がお得ですよ。

仕事辞めてフリーランスは誰でもできる【今すぐできます】

仕事を辞めてフリーランスになる。
こう聞くと、何かすごく大きな覚悟だったり能力が必要だと考えがちじゃないでしょうか?

仕事が好きじゃない人は、一度は在宅で自分次第の生き方が出来るフリーランスに憧れる時はあるでしょう。
でも、踏み込めないのはなぜか?
下記のようなリスクを考えてしまうからです。
会社を辞めるまで踏み出せない理由
①会社を辞めると後戻りできない
②収入がなくなる恐れがある
③失敗した場合の世間体がこわい
④必要な収入と仕事のイメージが不明

僕自身もこれらを考え、なかなか踏み出せずにいましたが、始めてからすぐに「もっと早くやればよかった」と思う場面が何度もありました。結論を言うと、モヤモヤしたまま踏み出さないのはもったいないです。
対策や実情を1つずつ解説していきます。

①会社を辞めると後戻りできない

結婚していたり子供がいたりすると、この問題は特に考えてしまいますよね。

この問題については本当に人によって状況は変わると思います。例えば資格が必要な仕事をしている人は比較的また就職しやすいですし、その逆もあるでしょう。

これに関しては、「一生アルバイトでも良い覚悟」と「家族の理解」に尽きます。僕の場合子供はいませんが結婚しているので、妻と何度も話し合いました(というよりほぼ説得ですね)。

参考までに、僕が妻を説得した主張としては、
①:年収2~300万ならアルバイトでも大して変わらない
②:①から、生活は余裕で出来る
③:生活できるなら時間も収入も増える可能性が高い生き方を選ぶべき
④:今の時代、サラリーマンは別に安定じゃない
このあたりを主張しました。まとめると、

「生活レベル下げても良いなら、人生が良くなる可能性にチャレンジしてみるのも良いよね」

ってことです。あとは、会社を辞めても生きていける生活費、数か月収入が無くても問題ない貯金を用意してから実行する約束をしました。

コロナウイルスの影響で明確になってきましたが、今はひとつの企業にしがみついて生きていくような時代じゃないので、自分で稼ぐ力が必要なことは確実ではないでしょうか。

その点で、フリーランスに転身することは決して無謀な挑戦ではなく、安定を手に入れるための行動と言えます。

②収入が無くなる恐れがある

①とほぼ同義ですが、これに対して答えると可能性としては低いです。

ブログやwebサービスで初月から成果を出すのは難しいですが、webライティングであれば理想的な額じゃなくても稼げる案件はあります。

少なくとも月5万くらいならやれば誰でもできますので、大きく稼げなくてもちゃんと行動する限りゼロになる事はほぼ無いです。サラリーマンがリストラされるリスクよりはマシじゃないかと思います。

③失敗した場合の世間体がこわい

これは始める前に考えがちですが、はっきり言って「やらない理由探し」でしかありません。始めてからは「考えるだけムダだった」と思うハズです。

これって直接指さして笑われるわけでもないですし、まさか最初の1ヶ月でいきなり人に誇れる成果が出るとは思ってないですよね。だとしたら、「失敗」はいつ、どこからなのかなんてわかりません。



上記は僕が考えていた計画と目標。僕の場合はクラウドワークスで月5万円は稼いでいたので、クラウドワークスの見込みはある程度確信がありました。アフィリエイトの方は今見れば激アマで恥ずかしいですが…。

まぁ来年には成果出る、とか大体この時期にこれくらいの収益を目指して…とロードマップを作って突き進んでいけば、始める前の悩みなんて忘れてるでしょう。

④必要な収入と仕事のイメージが不明

必要な収入に関しては、必要最低限な収入で計算すればOKです。webライターは初月3~5万円稼げるとして、足りない分は派遣会社に登録するか、事前に準備した貯金で補うのかは人によるでしょう。

仕事のイメージに関しては、僕がどうこう言うよりもやった方が早いですし、会社を辞める前にwebライティングをやってみると間違いないでしょう。

webライティングの始め方に関しては、下記の記事を参考にしてください。

[keni-linkcard url=”https://crowdworker-life-navi.com/zaitaku-work/zaitaku-work-hajimeru-houhou”]

生活出来るまでにかかる時間【3ヶ月で10万円】

生活できる最低限の収入を仮に15万、仕事はスキルや資格不要であればwebライティングが一番効率が良いのでwebライティングと仮定します。

webライティングはざっくりですが初月5万、2か月目に8~10万、3か月目に10万~15万くらいが目安です。
フリーランスが生活できるまで
①1000時間の努力が成功のカギ
②半年くらい貯金でカバー出来れば余裕
③あると有利なスキル
ちなみにこのあたりの稼ぎ方や収入を上げる方法はこのブログのメインテーマですので、ぜひwebライティングを始めたら他の記事も読んでみてくださいね。

1000時間の努力が成功のカギ

1000時間、正しく努力すればその過程で一定の成果が出ているはずです。

1日10時間なら大体3ヶ月、3時間なら1年。同じ1000時間ですが、1日当たりの量が多い方が単純に進歩も早く気づきも多い点と、ネットビジネスの流行はすぐに変わる点、少しでも早く成果を出した方が有利な点から3ヶ月で達成する方が効果は高いように思います。

1000時間の努力についてはこちらの記事に詳しくまとめているので読んでみてください。

[keni-linkcard url=”https://crowdworker-life-navi.com/zaitaku-work/web-writing/web-writer-kasegeru”]

半年くらい貯金でカバー出来れば余裕

1000時間の努力に集中して取り組むため、また自分自身の安心や家族の理解を得るため「収入が無い時用の貯金」があると安心です。

フリーランスへの挑戦は、うまくいかなくてもすべてが自分の力として積み上げられていくとは言っても、生活が苦しくなると急遽アルバイトをしたり穏やかでいられず焦ったりします。「開業資金」と思って貯金しておくと良いでしょう。

ちなみに僕は100万円を開業資金として用意し、「半分切り崩したら相談、3分の1になったらアルバイト始める」というざっくりな約束を妻としました。結果無事進めましたが、これがあるとうまくいかなくても挑戦出来たり、何かしら必要になった時に迷わず投資が出来るので安定しやすいです。

あれば有利なスキル

フリーランスの仕事で有利になるスキルは英語、プログラミング、動画編集あたりがトレンドであり、普遍的に重視されるスキルです。

ただ、どれもすぐに身につくものではないので、他に出来ることをやりながら興味があるものを勉強すると良いでしょう。

webライティングの世界で有利になるモノとしては、
①「経験者」になっておく
②SEOの知識
上記があれば初心者向けの格安案件から始めなくて済むので、特に①についてはサラリーマンをしながら初心者案件を受けるなりして実績を作っておくと早いです。

仕事を辞めたいならフリーランスもアリ【まとめ】

この記事では、
◆仕事を辞めたらすぐやること
◆思ったほどダメージはない
◆稼ぐまでにかかる時間
上記を解説してきました。
仕事を辞めたらすぐやること
フリーランスになるとサラリーマンよりも金融関係の社会的信用が落ちますので、サラリーマンのうちに出来ることは済ましてしまいましょう。手続きも面倒ですが、お得な制度もあるのですぐにやることをおすすめします。
開業届出すと、テンション上がりますよ。
思ったほどダメージはない
やらない理由を探すのはもうやめましょう。失敗はやめた時。死なないし恥ずかしくもありません。
稼ぐまでにかかる時間
一定の努力や試行錯誤が必要ではありますが、難易度を下げてくれる唯一の手段は開業資金として貯金をしておくこと。お金の心配は忘れて半年頑張れると成功が見えてきます。

webライターの将来性は?30代で始めた僕が解説【努力出来ればオワコンじゃない】

[char no=”6″ char=”嫌味な出来る人”]webライターなんてオワコンでしょ。今更始めても稼げないし、AI参入で終わるし、Youtubeとか動画主流だし…[/char]

こんな意見、よく聞きますね。でも僕は、webライターは稼げて将来性も高い事を断言します。
上記のような「webライターはオワコン」「稼げない」といった意見が出る理由と、どうして将来性が高いと言えるのかを詳しく解説しますので、ぜひ読んでみてください。

僕自身、30代で会社を辞めてwebライターとしてサラリーマン時代の収入を得ることに成功しているので、稼げることの信ぴょう性や再現性が高い事は保証します。
この記事を読むと、次の事がわかります。
◆webライターは将来性がある
◆webライティングで人生が変わる
◆参入障壁と乗り越え方

webライターの将来性が高い理由【生活力が高くなる】

webライターの将来性が高いと主張する理由は以下の通り。
将来性が高い理由
理由①:完全リモート対応
理由②:キャリアの拡張性が高い
理由③:人生の選択肢が増える
これらは全てwebライターを始めると手に入るモノです。それぞれ解説します。

理由①:完全リモート対応

近年進んでいたテレワーク化が、コロナウイルスの影響で加速したことはまだまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

今は会社にいなくても(お客さんと会わなくても)価値と収入を創り出せる能力を個人・企業の双方に求められる時代です。

副業でもwebライターとして収入を得ることが出来れば、場所や不測の事態に影響されず心に余裕を持って生きられるようになります。

誰でもすぐに実践可能な在宅の仕事、それがwebライティングです。

理由②:キャリアの拡張性が高い

キャリアを無限に拡げて行ける可能性があり、すべて自分次第という点もwebライターの大きな魅力です。

例えば、サラリーマンであれば出世か転職以外に収入を上げる手段は無いですよね。
webライターであれば自分で作業量を増やしたり、勉強して単価の高いライターになれば収入はどんどん上がります。

さらに、ブログサイトを運営したり教材を作ったり講師になったり…など、稼ぐ手段は無限です。
キャリアの例
・アルバイトしながらそこそこ稼いで社会のストレスから離れた生活
・webの仕事だけで大きく稼いで引きこもりor旅人のような生活
・webで成功したノウハウを武器に講師として就職or企業 
今の仕事が好きじゃなければアルバイトとライティングで必要な収入を得て、仕事のストレスや責任を感じずに生活するのも良いでしょう。僕はこのパターンで会社を辞めました。

最初は成果が出ず、必要な収入になるようにアルバイトとライティングを掛け持ちします。
徐々にライティングの収入が増えたのでアルバイトを減らして…という方法で今は完全にフリーランスです。

webライターとして十分な収入を得ることが出来れば、発信する方法を増やしたりノウハウを売ってさらに稼ぐ道もあります。

完全リモート対応の強みを活かして、旅をしながらライター活動をするのも良いでしょう。インドア派の人は引きこもり生活も出来ますね。

どのライフスタイルを選ぶかは人それぞれですが、自分次第でライフスタイルを選べるのは、フリーランスの最大の魅力です。
webライティングを始めれば、人生の可能性は確実に拡がります。

理由③:人生の選択肢が増える

キャリアの拡張性の例で触れた通り、webライターで収入を得られるようになればいろいろな生き方を選べるようになります。
webライター人生の例
・webライター+アルバイトで楽に生きる
・webライター+ブログ、Youtubeなど完全にフリーランスとして生きる
普通の転職と違って別の仕事をしようと思えばすぐに始められて、退職→仕事探しまでのリスクや手間はゼロ。 人生の限りある時間を、自分のために使えることがwebライターの大きな魅力のひとつです。

webライターがオワコンと言われる理由【幻想と甘えは捨てよう】

webライターがオワコンと言われる理由は大体以下の通り。

これはもちろんすべて反論できますが、場合によっては当てはまる事もありますので頭に入れておくと良いでしょう。

理由①:クラウドソーシングは搾取ばかり

これは恐らくやった結果思うように稼げなかった人に多くみられる意見です。
確かに事実として、文字単価0.1円やそれ以下…初心者は時給換算で100円にも満たないような案件しか受けられない場合もあります。

ただし、案件をよく探して待つなり、「最初だけ」と割り切って初心者を抜け出してしまえば文字単価1円以上、1記事で4~5000円以上の案件がある事も事実です。

この手の意見を言う人は多くの場合、
「稼げない」と言う人の背景
・案件選びを失敗した
・ちょうど案件が無いタイミングだった 
・最初の壁を越えられなかった 
・すぐ大きく稼げると思っていた
上記に当てはまるのではないでしょうか。現実的に、最初は思うように稼げません。
僕も最初は1ヶ月毎日記事を書いてやっと5万円程度でした。どう考えても作業量に見合っていませんね。
ただ、この作業量で5万円達成する頃には明確に状況がよくなる確信がありました。

・クライアントとの信頼関係 
・ライティング実績の積み上げ

これらが手に入り、単価交渉や条件の良い案件が受けられる状況に必ずなります。
「webライターは稼げなかった」と言っている人は最初から稼げると期待して、この域まで努力していないに過ぎません。

少し厳しい言い方ですが、こういう人はwebライターだから稼げなかったのではなく、他の事をやってもすぐに「稼げない」と言ってやめてしまうでしょう。

理由②:AI参入で仕事がなくなる

これはあまり根拠がわからないですが、散見される意見です。
この意見が違うと思う理由は以下の通り。
AIがwebライターを出来ない理由
・小説や「人の心を動かす文章」はAIには書けない
・「為になる体験談」を書けないし信ぴょう性なし
僕たちwebライターは記事作成の時に「ペルソナ設定」と言って、この記事をどんな人が読むか、どんな人の悩みを解決させるかを徹底的に考えて記事を書きます(やってない人もいますが)。

AIは統計やデータには強いと思います。
でも人間が中心の世界では、あくまでも読者は人間。 

経験者が説得力を持つ分野で、AIが人にうって変わることは無いでしょう。

理由③:動画や音声コンテンツが主流

一見して一理ある意見です。
ただ、ここで重要なのは動画や音声で学んだり楽しむ時とGoogleで検索する時とでは下記のように目的が明らかに違います。
動画で不可能な文章の役割
・行きたい場所の住所をYoutubeで調べる人はいない
・会社のホームページがYoutubeチャンネルになる事は無い
文章コンテンツと、動画や音声コンテンツは役割の棲み分けがハッキリしています。
どちらかがメジャーになったからと言ってなくなるものではありません。

もっというと、webライターをやりながらYoutubeなどの配信サービスを始める事は可能です。
それこそ「フリーランサー」としてかなりのチャンネル登録者を抱えるYoutuberは相当いますし、これはサラリーマンには難しく、特殊な価値ある経験を積んだwebライターにこそ出来ることじゃないでしょうか。

理由④:今更始めてももう遅い

「新規参入してもチャンスがない」という意見も見られます。この意見に対して僕が思う事は以下の2つ。
今からでも遅くない理由
・webライターの需要は尽きない
・挫折する人が多くチャンスは無限
世の中はweb媒体を持っていないと話にならない時代になりつつある中、まだまだ取り入れていない企業は多くあります。

また、理由①で解説した通りwebライターの仕事は最初は思うように稼げず大変なのでやめる人が多いです。成長した優秀なライターは自分のサイト運営を始めたり単価が高かったりするので、

1記事5000円くらいの都合の良いライターが不足しているのも事実。 
なので、需要もチャンスも尽きるどころか拡大しているのは間違いありません。

webライターを始めて成功するまで【参入障壁=ナシ、成功条件=努力】

webライターを始める為に乗り越える壁や必要な資格、スキルは特にないです。
PCとネット環境があればいつでも・誰でも始められるので、参入障壁はありません。

挫折せずに安定して稼ぐ為に必要な条件は以下の通りです。
webライターの成功条件
条件①:1000時間の努力
条件②:文章コンテンツの強みを活かす
それぞれ解説していきます。

条件①:1000時間の努力

1日10時間なら3ヶ月、3時間ならほぼ1年は結果が出なくても試行錯誤が必要だ、という目安です。
1000時間はキツイと思うでしょうか?

人生を変えるきっかけを手に入れる努力としては、圧倒的にすぐに叶う夢と言えるのではないでしょうか。

1000時間の努力については、こちらの記事に詳しくまとめていますので、読んでみてください。

[keni-linkcard url=”https://crowdworker-life-navi.com/zaitaku-work/web-writing/web-writer-kasegeru”]

条件②:文章コンテンツの強みを活かす

webライターがオワコンと言われる理由③に反論した通りです。文章コンテンツの役割を理解し、強みを活かせるライターは単価も上がって生きていくのに苦労はなくなるでしょう。

文章コンテンツの強みとは、
文章コンテンツの強み
・結論(答え)がすぐに得られる
・読みたいところだけサッと読める
・数字やデータが文字で見れてわかりやすい
上記のような強みが挙げられます。
この特性を理解して、想定読者に向けて徹底的にリサーチした文章が書ければOK。

習慣に取り入れてしまえば、そんなに難しい事ではありません。
すでに稼いでいる人が「webライターなんて誰でもできる」と言うのは、こういった理由で、「ちゃんとやれば絶対に出来る」からです。

webライターはオワコンじゃない【まとめ】

この記事では、
◆webライターは将来性がある 
◆webライティングで人生が変わる
◆参入障壁と乗り越え方
上記を解説してきました。
・webライターは将来性がある
電子書籍やwebページが主流の今後、webライターの需要は尽きません。また、webライターという仕事自体の拡張性が高く、初心者の壁を越えれば成果を上げていくのは難しくありません。
・webライティングで人生が変わる
今すぐ始められて、月5万円程の収入を自力で増やせるようになると、人生の難易度がかなり下がります。自分次第でどんどん状況が良くなる人生、魅力的じゃないですか?
・参入障壁と乗り越え方
webライターになる為の壁はありません。今から始めても遅いなんてことは絶対にないので、ぜひ挑戦してみてください。

記事が書けない病を解決!今すぐ使える魔法のコトバ【webライター初心者必見】

[char no=”5″ char=”悩む人3″]う~ん…なんか記事が書けないな。簡単とか言うけど1文字も書けないなんて才能無いのかな…[/char]

キーワードやテーマ、構成は組まれているのに1文字目から挫折…そんな経験はwebライターなら誰もがするでしょう。
今回は、そんなwebライターあるあるの「書けない病」をクリアする方法を解説します!

この記事を読むと、次の事がわかります。
◆記事が書けない理由
◆書けない時に使えるフレーズ
◆書けない時の対策
記事後半では、迷ったら一行目はコレ!というフレーズも解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

webライターが記事を書けなくなる理由【解決策=リサーチ】

恐らく1文字目がいつまでも出てこなくて悩む人は、書けるときはすらすら書けるのに急にできなくなる。そんな感じじゃないでしょうか?
こうなる要因は以下の通りです。
記事を書けない理由
理由①:インプット不足
理由②:頭で考えすぎる
理由③:スタンスが決まっていない
それぞれ解説していきます。

記事が書けなくなる理由①:インプット不足

まず書けなくなる理由のひとつ目ですが、単純に情報不足。webライターとして稼ぐためには書けるジャンルを拡げる事が大事で、全く知らなくても書けるのが理想です。

そこで必要なのが、最低でも上位10サイトのリサーチ。webライターが全く知らないジャンルでも書けるのは、「そのキーワードで検索するユーザーよりも詳しく調べている」という単純な理由にすぎません。

リサーチから記事の設計については、こちらの記事に詳しく書いているのでぜひ読んでみてください。

記事が書けなくなる理由②:頭で考えすぎる

[char no=”2″ char=”悩むライター”]こう書いてみよう…いやでも待てよ、う~ん…[/char]

これもあるあるですが、

書きだす1文を思いつく→頭の中で反論したり評価する→書くのやめる

こんな風に手が止まってしまう事、ありませんか?
こうなるとなかなか抜け出せず、苦しい時間が続いてしまいます。

これの対策は、その頭の中の反論も含めて文章に書く事です。考えてることは何でも良いので、思いついている言葉をとにかく文章にしてください。

頭の中で考えるのは無自覚な「考えてるフリ」であって正しい「思考」ではありません。苦しく感じる時間が無駄に長くなるだけなので、考えている事を文章化する習慣を身につけましょう。

記事が書けなくなる理由③:スタンスが決まっていない

[char no=”4″ char=”悩む人2″]そうは言っても本当にどう切り出したら良いかわかんないんだよ~[/char]

はい、良くわかりますよ、その気持ち…。僕もその原因に気付くまで何日も無駄にしたので。しかも当時の自分にしたら真剣に悩んでたので、「出来るヤツはすぐカンタンとか言うから嫌いだ」とか思ってました。

すらすら書ける時と全く書き出せない時には明確な違いがあります。
それは、どのスタンスで記事を書くか決めているかどうかの違いです。

ここでいうスタンスとは、おすすめや批判など「どの立場で話をするか」という視点と「結論の持って行き方」の事を言います。
一言でおすすめと言っても下記のように様々なスタンスが考えられます。
おすすめするスタンスの例
・ひたすら褒める
・他と比較して良さをアピール
・デメリットも話しつつ褒める
・経験者として主観的に褒める
・客観的事実として評価が高い事を解説
例えば自分が持っている商品の良さを利用者の意見としておすすめする(主観的に褒める)のと、持ってないし知らないものを口コミサイトなどを調べて「ユーザーの評判はこうです」と紹介する場合では視点も文体も違いますよね。

このスタンスを先にしっかり決めておかないと、結論が決まらなくて全く書けない症状に陥りやすいです。

記事を書く前に決めること【記事の方向性】

前章で解説したように、記事を書く前にどんな記事にするかを考えないと手が止まってしまうのは当然のことです。
勉強不足や才能の問題ではなく、事前準備が正しく出来ていないだけなので心配はいりません。
記事作成前に決める事
・自分(記事)のスタンスは何か?
・事実は何か?
あらためて記事を書く前に決める事を見ていきましょう。

自分(記事)のスタンスは何か?【おすすめ・批判・網羅して紹介】

これは前述の通りです。おすすめするスタンスの例にあるように、どのスタンスで話をするかを明確にします。
どのスタンスを取るべきかわからない時は、クライアントに確認してみると間違いないでしょう。

その際に「最終的にコレをおすすめする内容であれば良い」など抽象度の高い回答が返ってきたら、それを一番おすすめする為にどうやって話そうか(比較、デメリットまで深く解説など)を考えてみましょう。

事実は何か?【人気や公式データ】

どのスタンスで解説するかと同時に、事実が何であるかは必ず押さえなければなりません。
ここでいう事実とは、実際の人気順位や料金・住所などの基本データの事を言います。

口コミサイトの評判や点数も事実として押さえておきましょう。
ココをはっきりさせておけば、比較でも深掘りでも素直におすすめ出来るのか、賛否両論があるようならデメリットも開示した方が良いのか…などスタンスが決めやすくなります。

1文字目が書けない時用のフレーズ集【何にでも使える】

記事が書けない理由のひとつである書き出す前の準備についてわかったところで、次にどうしても書けない時に使えるフレーズを紹介します。

基本的にはスタンスを決めて、下記のフレーズの後に主張、理由、具体例の順番で解説していくと文章は出来上がるハズです。
書けない時に使えるフレーズ
①「ちょっと想像してみてください。」
②「○○についてご存じですか?」
③「○○と聞いて、何を想像しますか?」
④「○○で人気なのが、こちらの△△です。」
主張、理由、具体例を使った記事の書き方については、下記に詳しくまとめてあるので読んでみてください。

[keni-linkcard url=”https://crowdworker-life-navi.com/zaitaku-work/web-writing/webwriting-kiji-kotu”]

フレーズ①「ちょっと想像してみてください。」

話の切り口として、相手に想像をさせる手法です。

例①【英語学習】
「ちょっと想像してみてください。英語が話せたら、何をしたいですか?海外旅行でローカルなスポットを楽しんだり、外国人の友達を作ったり、移住するハードルも下がりますね…」

例②【転職】
「ちょっと想像してみてください。もし学生に戻れたら、どんな就職先を選びますか?今と同じ職種・職場を選ぶでしょうか?転職サイト○○では、未経験でもOKの…」
「こちらのサービスでは転職まで保証付きで学習が出来ます…」

上記のように、メリットが明確でおすすめする場合に使いやすいです。この文章の後に商品やサービスのメリットを主張して、理由、具体例と続けていけば自然に文章が書けるでしょう。

フレーズ②「○○についてご存じですか?」

これもフレーズ①と同様ですが、おすすめの際に少し口調を変えたい時に使えます。

例①【商品のおすすめ】
「今大人気の○○についてご存じですか?○○は価格も安く、こんなメリットでこんな人にこういう理由で人気です。口コミや最安値、おすすめの使い方を解説します…」

例②【スポットのおすすめ】
「最近注目を集めている○○はご存じでしょうか。○○ではこんないいところがあり、こんな人達の間で話題です。アクセスや料金、楽しみ方を解説します…」

サービスの紹介にも同じように使えます。
この後に人気・おすすめの理由を詳しく解説していけば書き出せるハズです。

フレーズ③「○○と聞いて、何を想像しますか?」

このフレーズもおすすめの切り出し方として使いやすいフレーズです。
他の2つと違って、順当なおすすめ(読者の想像通り)の場合と意外なおすすめの2パターンで使えます。

例①【北海道の焼肉・ステーキ(意外)】
「北海道のグルメと聞いて、何を想像しますか?おそらく海鮮丼やラーメンを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、北海道では和牛やブランド豚の生産も盛んで…」

例②【北海道の海鮮丼(想像通り)】
「北海道のグルメと聞いて、何を想像しますか?北海道旅行と言えば海鮮グルメは欠かせません。人気の朝市やお寿司屋さんなど北海道ならではのグルメが味わえるスポットをご紹介します…」

意外な事実でも想像通りの事実でも使いやすく、主張の部分まで自然に書けるので理由や具体例を続けていけば読みやすい文章が自然に書けます。

フレーズ④「○○で人気なのが、こちらの△△です。」

こちらは比較の時に使いやすいフレーズです。おすすめ商品やサービスの比較で、20選や30選になってくると切り出しのパターンに困るケースは多いでしょう。

例①【おすすめスポットの紹介】
「女子旅で人気なのが、こちらの△△です。△△にはインスタ映えするスポットがあり、おしゃれなカフェがある事でも高く評価されています…」

例②【おすすめサービスの紹介】
「30代の男性に人気なのが、こちらの△△です。△△を使って成果を実感出来た口コミがとても多く、このジャンルで30代の男性の利用者が最も多い定番となっています。」

上記のように誰におすすめなのかを最初に切り出すことで、理由や具体例につなげやすく紹介量が多い記事ではテンプレのように使いやすいフレーズです。

それでも書けない時は止めましょう【勉強の日にしよう】

上記の例のように見出しをひとつ書けても、次の見出しに入ってまた頭が働かない…そんな時もあるでしょう。期限を守ること前提ですが、前述の通り書けない時の悩んでる時間はムダです。

そのまま悩んでいても書けないことの方が多いので、スパッと手を止めてインプットの時間にしましょう。インプットする内容はwebライターとしての勉強や自分が興味あること、現在学んでいる事など何でも構いません。

webライターの勉強についてはこちらにまとめていますので読んでみてください。

[keni-linkcard url=”https://crowdworker-life-navi.com/zaitaku-work/web-writing/zaitaku-work-benkyou”]

1文字を書いてから考えよう【まとめ】

この記事では、
◆記事が書けない理由
◆書けない時に使えるフレーズ
◆書けない時の対策
上記を解説してきました。

・記事が書けない理由
書き出そうと構える前に必要な準備、インプットとスタンスをしっかり決めましょう。
・書けない時に使えるフレーズ
自分の言葉でアレンジを加えれば引き出しは無限。言葉選び以上に内容が重要なので、あまり重要じゃない言い回しで苦しむならこのフレーズでさっさとクリアしちゃいましょう!
・書けない時の対策
それでも書けない時は誰にでもあります。そんなときは手を止めて、インプットの時間にしましょう。

出来るwebライターになるための最短コース【脱・初心者は記事構成から】

[char no=”1″ char=”テストちゃん”]そろそろ記事作成も慣れてきたし、単価高い案件も受けてみようかな。でも、高い案件って何が違うんだろう?[/char]

webライターを始めたばかりの簡単な案件では、見出しやタイトルなどがすでに設定されている場合が多いです。
でも、本文の執筆だけではどう頑張っても収入はほとんど上がりません。

そこで今回は、webライター初心者からステップアップに必須な見出し作成(記事設計)について解説します。
 
この記事を読むと、次の事がわかります。
◆評価される構成の作り方
◆記事の質を上げるリサーチ
◆記事設計の基本
記事後半では実際に答え合わせ付きの簡単なテストもありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

構成案は記事の命【本文の100倍大事です】

初心者を卒業したライターに求められる構成の作成は、記事の質を決める最も重要なポイントです。
見出しがストーリーになっていなければ、本文でどれだけ頑張っても良い記事にはなりません。

構成案作成のポイント
・理想は目次で解決
・構成案作成の1歩目はリサーチ
・リサーチで見るポイント①:ペルソナ、ニーズを知る
・リサーチで見るポイント②:同じ意味の見出しを探す
・リサーチで見るポイント③:事実は何かを知る
以下から、それぞれ詳しく解説します。

理想は目次で解決する記事

これは文字通りです。あなたが何か調べものをする時の事を思い出してみてください。
大概のサイトには最初の方に目次があり、まずはそこを見て自分が読むべき記事かどうか判断しませんか?
または、本を買う時も同様ですね。

「この記事が何であるか」が目次で分かって、さらに詳しく知るために内容を読む…という流れが普通です。

「読みたい」ではなく「知りたい」人が記事を読む以上、見出しも本文も結論ファーストであることを常に心がけましょう。

構成案作成の1歩目はリサーチ

構成案の作成は、リサーチから始まります。というより、リサーチがすべてと言っても過言ではありません。

リサーチの方法は、GoogleChromeのシークレットモードを使います。シークレットモードを使う理由は、自分の検索履歴を反映せずに検索結果が表示されるからです。基本中の基本なので覚えておきましょう。

リサーチで調べるのは、記事を書くキーワードで表示される上位10サイト。
見るポイントについては以下で解説します。

リサーチで見るポイント①:ペルソナ、ニーズを知る

ペルソナ・ニーズとは
ペルソナ=想定読者
ニーズ=ペルソナの悩み、知りたい事
当然ですが、上記を押さえないまま記事を書いても良い記事はできません。
検索上位10サイトの記事が、「誰のどんな悩みをどう解決する記事か」を考えながら読んでみると良いでしょう。

慣れると目次や流し読みで分かるようになりますが、不慣れなうちは他のライターの質を知る意味でも詳しく読んで損はありません。

それくらい、ペルソナ設定とニーズを知ることが重要だと考えてください。

また、ペルソナ設定は細かい方が記事の質は上がります。
ペルソナ設定が甘いと情報を多く網羅しなければならず、浅く広くなり書く方も大変なわりに誰にも響かない…というよりすでに上位サイトにある情報ばかり、なんてことになりますので…。

具体的には、性別、年齢、職業、年収、澄んでいる場所、趣味など記事のジャンルによっては完全にひとつの人物像が出来るくらい詳しく設定すると良いでしょう。

リサーチで見るポイント②:同じ意味の見出しを探す

検索上位10サイトを調べている時に、同じような見出しがどんなジャンルでも必ず見つかります。

例えばグルメやレジャー情報、商品のおすすめ記事なら人気No1は決まってますし、手続きなどの知識を書く記事なら正解が決まっているからです。

その共通点こそがペルソナの悩み解決に最も近いハズなので、その点は必ず取り入れる様にしましょう。
※ただし、コピペは著作権侵害なので絶対にダメです。

共通する見出しや答えをどう伝えるか、どの立場で解説するかでオリジナリティを出せばOkです。角度を変えて見てみる(反論やデメリットを拾ってみたり)のも他との差別化に使えます。

リサーチで見るポイント③:事実は何かを知る

ポイント②と若干被りますが、事実=悩みの解決方法なので最も重要です。記事を書く前に何が事実であるかを確認しておきましょう。

事実の確認については念のため公式サイトも確認すると間違いないです。

事実とは、ジャンルによりますが料金や時間などの公式情報、手続き方法、人気順位などの事を言います。
ここも他のサイトと文章が全く同じにならないように、違う視点を取り入れたり自分のコトバに置き換えることを忘れないようにしましょう。

webライターの必須スキル・構成作成のコツと型

構成の作成にも、基本の型があります。この型は僕が考えたモノではなく普遍的なモノです。

優れたライターほどこの型に沿って記事を作成しているので、ぜひ参考にしてください。

構成作成の型「PREP法」

PREP法とは
P=Point(主張、結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(主張、結論)
これはwebライティングに限ったことではなく、ビジネスの場面で最も重視される話や文章の構成の型です。

上記のように、どんな文章にも使える基本の型がPREP法です。この型を使ってPREP法の良さをPRすると、下記のようになります。


見出しの順番も本文も、この通り構成すれば読みにくくなることはありません。

構成案作成のトレーニング【一緒にやってみよう】

では、ここまで読んでもらったことを実際に練習してみましょう。
以下のキーワードで検索して下記のマインドマップのようにメモして、見出しだけで構いませんので作ってみてください。

例題のキーワード「プログラミング 英語 フレーズ」

プログラミング、英語は注目が高まっているキーワードで需要が高いので練習には良いキーワードです。全く知見が無くても、ここまで解説してきたリサーチである程度把握できるハズなので、頑張ってみてください!

どちらも高単価案件が多いキーワードなので、やっておいて損はないと思います。
僕も同じキーワードで作った構成の画像を貼ってますので、構成が出来たら確認してください。

一応練習なので、答えを見る前に下記のステップ通りまずはやってみてくださいね。
まぁ、どうせ僕も含めて誰も見てないので思うままやってみましょう!

※シークレットモードで検索を忘れずに!アプリの公式サイトなどは飛ばしてOK。あくまでも目次がある読み物の上位10サイトです。

ステップ①:ペルソナ設定

まずはリサーチでペルソナ設定。
ペルソナ=想定読者
これをしっかり決めましょう。
性別、年齢、までは絞り込みます。

ステップ②:ニーズ、悩みを知る

どんな悩みや疑問をどう解決しているか。
共通している見出しも忘れずにチェック。

ステップ③:記事の方向性を決める

書くべき記事はどんな記事ですか?自分のスタンスを決めましょう。
おすすめベースで、「他のサイトよりも良い内容」を考えてみてください。

ステップ④:見出し作成

お疲れさまでした!
それでは、答え合わせをしましょう。



上記はリサーチ後のマインドマップ。


そしてこれがこのキーワードで作った構成です。
どうですか?どこか違いがあったでしょうか。正解というものは無く、あるとすればクライアントの意向ですので、実際にチャレンジする時にわからなければクライアントに確認した方が良いでしょう。

僕が上記のように作ったポイントとしては、
上位サイトは実際に使えるフレーズ、学べるサービスの紹介が多かった
これからエンジニアになる人向けの記事だった

上記がわかったのでそれに習い、他のサイトにはフレーズ紹介しか無かった「今すぐ効果がある方法」として翻訳ソフトのおすすめを追加しました。
その他、英語を身に着けないデメリットについても触れています。

ライターの実力=構成案を作る力【まとめ】

この記事では、
◆評価される構成の作り方 
◆記事の質を上げるリサーチ 
◆記事設計の基本
上記について解説してきました。

・評価される構成の作り方
PREP法を基本に、目に留まりやすい結論ファーストを忘れずに構成を作りましょう。
・記事の質を上げるリサーチ
上位10サイトを見て、「誰に向けて書くか」、「書くべき内容は何か」を見つけましょう。
・記事設計の基本
不慣れなうちは大変かと思いますが、記事作成において事前準備が大変なのは当然。そこが最も苦労する場所なので、頑張って慣れてください。記事の質も作成するスピードも圧倒的に早くなりますよ。