【初心者必見】Webライター必須のライティングツール12選【生産性爆上がり】
悩むライター

Webライター向けのツールはたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない

Webライターを支援してくれるツールは種類が多く、選びづらいのが実態です。
ライティングツールをうまく使いこなせば、クオリティの高い記事が効率的に書けます。

今後Webライターの世界に足を踏み入れるならば、適切なライティングツールを選択した状態でキャリアをスタートさせたいと考えますよね。

この記事は超売れっ子ライターではなく、ライターをはじめて4ヶ月、もがいた上でなんとか文字単価2円の継続案件を受注できた私だいすけが、Webライターとして活動する際にそろえておくべきツールを紹介します。

この2点に絞りましたので、「便利でも難しいものはちょっと・・」という場合でも安心して使えるツールばかりです。 読めばWebライターとして活動を始める準備が万全となり、スタートダッシュをかけられるでしょう。

私が実際に使っている必須ツール【無料編】

ここからは私が実際に使っている無料のツールを紹介します。

執筆に欠かせない「業務用ツール」

Webライターを始めるならば、何はなくとも準備したいのが「業務用ツール」です。
ここで紹介するツールなしでは、私自身「仕事にならない」と言い切れます。

案件を獲得していく中で必然的に使うことになるであろうツールばかりですが、前もって使っておいて、操作に慣れておくと落ち着いて業務に専念できます。

業務ツール1:文章を執筆するなら「Googleドキュメント」


GoogleドキュメントはGoogleが提供するテキスト作成用のオフィスツールです。
利用するにはGoogleChromeをブラウザとして利用する必要があります。
作成した文章をクラウド上に保存できるので、Googleドキュメントを介してクライアントと文書のやりとりができるのが特徴です。
実務ではGoogleドキュメントでの文章のやりとりを指定されるケースが多々あるので、ライター必須のツールと言えます。

また、納品する際にクライアントから指定されやすいWord形式で文章を出力できるのも、大きなメリットです。
Microsoft製のWordを導入する場合、費用が高くつくので、無料で使えてWord形式に文書データを変換できるのは嬉しい点と言えます。

Webライターを始めるなら、まずは「Googleドキュメント」を導入しましょう。

業務ツール2:クライアントとの連絡用ツール「Slack」&「Chatwork」



「Slack」と「Chatwork」はクライアントとの連絡用ツールで、どちらか一方ではなく両方登録しておくのが良いでしょう。
理由としては、クライアント側でどのツールを使うか指定されるからです。

経験ではよく使うのは「Chatwork」で、たまに「Slack」を使っています。
いずれのツールも前もってアカウントを作成しておくと、案件獲得に至った際、業務がスムーズに運ぶ場合が多いです。

校正作業の効率化「チェックツール」

Webライターの仕事は文章を書き上げて終わりではありません。
執筆した文章に誤りがないかチェックする必要があります。

私が行うチェック作業一覧
校正 誤字・脱字や文法ミスを点検する。
レギュレーションチェック レギュレーション(クライアントが設定した試筆ルール)が守られているかを点検する。
コピペチェック 他人の文章との類似性が高くないかを確認する。
チェック作業には意外に多くの時間が割かれるので、効率化を図るチェック用のツールを活用した方が良いでしょう。

チェックツール1:文章校正ツール「Enno」


「Enno」は作成した文章の校正を自動で行ってくれるツールです。誤字脱字が多いとクライアントから文章の差し戻しを受けたり、最悪の場合は契約を切られたりする恐れがあるので、校正ツールはライターにとって強い味方になります。

ただし「Enno」でチェックできるのは、あからさまな文章の誤りにとどまるので、細かな言い回しや文法のチェックはやはり自分で行う必要があります。
校正はライターの業務の中でも、特に重要なプロセスですので「ツール+自分の目」でしっかり点検するようにしましょう。

チェックツール2:コピペチェック「CopyContentDetector」


「CopyContentDetector」は自分の文章と、他人の文章との類似性を点検できるツールです。

この作業は「コピペチェック」と呼ばれたりします。
コピペチェックは最重要な業務ですので、必ず実施するようにしましょう。

万が一、著作権侵害で訴えられてしまうと、賠償責任を負う可能性もあり、クライアントや自分自身が窮地に立たされる場合もあるからです。
「自分は他人の文章を盗んだりしないからコピペチェックは必要ないかな」などと安易に考えるのは危険です。
競合となるサイトをリサーチする過程で、無意識的に他人の文章と似てしまう恐れもあります。

「CopyContentDetector」ではサイト上に自分の文章をペーストすると、1分ほどでWeb上の文章と照らし合わせて結果を教えてくれるので非常に便利です。

尚、「CopyContentDetector」には無料版と有料版があり、一回に判定できる文字数の上限に差があります。
無料版 1回当たり4000文字までのテキストを点検可能
有料版 1回当たり8000文字までのテキストを点検可能
無料版だと4000文字を超えるテキストは、2回に分けてチェックする必要があり少し手間です。
しかしコピペチェックは基本一回、文章が完成した段階でしか行わないので個人的には無料版で十分なツールだととらえています。

チェックツール3:執筆中の必需品「Weblio辞書」


「Weblio辞書」はブラウザを介して利用できるオンライン辞書で、500を超える辞書がセットアップされており重宝しています。

私自身、単語や熟語の意味を取り違えて覚えていることが多かった経験から、辞書ツールの活用をおすすめしたいです。
基本的には平易な表現でまとめるべきWebライターの文章ですが、アクセントとしてやや一般的ではないワードを挿入するシーンがあるかと思います。

この場合は念のため辞書をひいて、用法が正しいかどうかをチェックするのがおすすめです。
あまり大きな声では言えないのですが、辞書をひいてみると誤用に気づくケースがまだまだ私もあります。(日本語は難しいです・・。)

こまめに辞書を活用するように心がけましょう。

SEOが求められたら活用したい「キーワード分析ツール」

SEOにおいて重要となるキーワードの分析ツールは使用方法の理解も含め、おさえておく必要があります。
WebライターがSEOを意識したライティングを求められるシーンはかなりあるからです。

SEOとは検索エンジンの検索結果で、狙ったキーワードでの上位表示を実現する施策のことをいいます。

検索エンジンとは、Googleと考えて良いです。
「関連キーワードの抽出」や「キーワードの検索ボリュームの把握」が可能なキーワードの分析ツールを、SEO対策の起点として活用しましょう。

KW分析ツール1:キーワード選定の起点「ラッコキーワード」


「ラッコキーワード」は「特定のキーワード」と「関連のあるキーワード」を抽出できるツールです。
ここでいう「特定のキーワード」とは「クライアントさんから事前に渡されるキーワード」を指します。

例えば「アフィリエイトの種類について執筆してください」という指示であれば、「アフィリエイト 種類」というキーワードがクライアントさんから渡されたことになるのです。

実際に「アフィリエイト 種類」を「ラッコキーワード」で分析してみましょう。

「アフィリエイト 種類」というキーワードと合わせて検索される、関連キーワードが抽出できます。

ざっくりですが「アフィリエイト 種類」と検索する人の中には、「ジャンル」や「仕組み」を知りたがっている人がいると推測でき、SEOの観点から記事の方向性について検討することができるのです。

また、関連するキーワードをいくつか組み合わせたものを「ロングテールキーワード」と呼びます。 
例)「アフィリエイト 種類 ジャンル」 「アフィリエイト 種類 仕組み」

読者の人物像が絞り込まれるので、検索されるボリュームは減る傾向にありますが、競合のサイトが強くないケース多いのがメリットです。

上位表示させやすく、SEOで読者を集めるのに有効な手段といえます。
SEOに強いコンテンツを作るための関連キーワードの抽出に「ラッコキーワード」を活用しましょう。

KW分析ツール2:SEO対策の強い味方「Ubersuggest」

 
「ラッコキーワード」で抽出したキーワードを分析し、数値で把握できるのがキーワード分析ツールの「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」です。
例えば指定のキーワードの検索ボリュームや、SEOの難易度(競合の強さ)を調べられます。

「ラッコキーワード」で良さそうな「ロングテールキーワード」を発掘しても、最近はほとんど検索されていなかったりする場合は無意味なので、「UberSuggest」を用いて「どれだけ検索されているか」を数値で捉える必要があります。

初心者ライターの場合、こうしたデータをもとにクライアントとやりとりするシーンは少ないかもしれません。

ただし、ゆくゆくは文字単価の高い案件を受けていこうと考えるならば、押さえておくべき情報と言えますので、ツールでキーワードについて分析する癖はつけておきましょう。

私が実際に使っている必須ツール有料編

続いて、私が有料で利用しているツールを3つ紹介します。

いずれも無料版が存在するツールですが、その使い勝手の良さから有料版に切り替えたツールです。
ツールの特徴と、有料版・無料版の機能の違いについて解説していきます。

有料ツール1:デザインツール「Canva Pro」


「Canva Pro」はブロガーにもよく使われているデザインツールです。
私はスクリーンショット画像の加工によく利用しています。

例えばノウハウ系の記事で何かの手順を解説する場合などには、スクショにテキストを入れたり、強調したい部分に図形で囲んだりと視覚的にわかりやすくなるよう加工します。

直感的に使えるツールなので、誰でもかんたんに画像を加工できるのが他のデザインツールと比べておすすめできるポイントです。
画像加工ができるとクライアントから喜ばれることも多いので、付加価値を生み出しやすいツールと言えるでしょう。

有料版にアップグレードすると「プレミアムテンプレート」が利用し放題になります。 
「プレミアムテンプレート」には、汎用性が高く使いやすいものが多いので、私は思い切って有料版にアップグレードしました。

ちなみにこちらの記事で「CanvaPro」を使った名刺のデザイン方法について紹介しています。
合わせてお読みいただけると「CanvaPro」の操作方法について詳しく理解できます。
ユースケユースケ

サクッと基本的な加工ができるツールでおすすめです。
有料版のメリットは、スキルを磨かなくても有料版限定の機能を使うだけで簡単に差がつく点。
画像やデザインだけじゃなく、スライドやPDFも作れて便利ですよ。
ぜひだいすけさんの記事で詳細を見てみてください。

有料ツール2:画像素材が必要なら「画像AC」


「画像AC」はフリーの画像がダウンロードできるサイトです。

記事内容に合わせた画像セレクトが業務の範囲内になっている案件は非常に多いです。
Googleの画像検索で閲覧できる画像は著作権の絡みで利用できないので、「画像AC」のような「フリー素材」から選定することになります。

「画像AC」は無料版だと、検索回数や1日のダウンロード回数の上限が少なく不便なので、有料版を使っています。

「画像AC(月額:税込1305円)」:https://www.photo-ac.com/

ユースケユースケ

写真AC、シルエットAC、イラストAC等姉妹サイトが多数あって便利です。
Canva Proと併せて利用したいサービスですね。

有料ツール3 :ハイスペックなメモアプリ「Evernote」


「Evernote(エバーノート)」は優秀なメモアプリです。

リサーチした内容や記事構成のアイデアなどをまとめるのに活用しています。
テキストだけでなく、画像や音声データも保存して置けるので使い勝手が非常に良いです。

「Evernote」最大の特徴は検索機能に優れており、メモの情報量が膨大になっても必要な情報がすぐ取り出せる点にあります。
手書きのメモを撮影し「Evernote」の保存した場合、画像に写っているメモの文面まで検索できるほどの高性能です。

有料版ではアップロードできるデータの容量が増えたり、同期できるデバイスの数が無制限になるなどの違いがありますが、ヘビーユーザーでない限り無料版でも十分使えるツール言えるでしょう。

「Evernote(月額:850円)」


ユースケユースケ

これはマジでおすすめです。
フリーランスって実績の積み上げが命。PDCAも一人で回すわけなので、自分の活動記録をキレイにまとめて引き出しやすいかどうかで差が付きます。

初心者は有料のツールを使うべきか

私個人の見解ですが、ライター初心者は無料のツールからスタートしても良いと思っています。

有料ツールのほとんどがサブスク性をとっており、あれこれ使うとすぐに月額5000円を超えてしまうからです。
反面、ライター初心者が副業で5000円を稼ぐには、そこそこハードルが高いのが現状です。

よって初心者ライターが有料ツールに手を出してしまうと、書いても書いても稼げないという状況になりかねないです。

ツールの使い勝手は気に入っているものの、無料版の機能の範囲では不足を感じるタイミングで、自分の収益と照らし合わせて有料版へのアップグレードを検討すると良いでしょう。

まとめ

今回はライター初心者におすすめできるツールを厳選して紹介しました。
便利なツールを装備してスムーズにライターデビューを飾りたい、だけど種類が多くて選択に困るという場合は、今回紹介したツールを使って見ると良いでしょう。

有料版が用意されているツールに関しては、まずは無料版で使用感を試して見るのがベターです。

あなたが万全な状態でライティング案件に取り組めるよう応援しています。