文字単価が高くなる。webライターが良い記事を書くためのコツ【リサーチのやり方も公開】
悩むライター

中々収入増えないな…単価上げてもらいたいけど、評価される記事ってどうやって書いてるんだろう?

このブログでは、WEBライターを始めたらまずは20記事ほど納品することをおすすめしています。大体5万円稼げるくらいでこの壁に当たる事でしょう。

今回は、クライアントに評価される「質の高い記事」について解説します。
この記事を読むと、次の事がわかります。
◆単価の高い記事とは何か
◆単価の高い記事の作り方
◆質を上げるリサーチ
記事後半では、僕の記事作成手順も解説しますので、参考になれば嬉しいです。

単価の高い記事=収益を生む記事

WEBライターとしての収入を上げるには、文字単価を上げる以外に方法はありません。

文字単価を上げてもらうために絶対に必要な条件は、作成した記事が収益を出す質であること。
良いものに高い値段が付くのと同じです。
収益が出る記事の条件
・収益に必要な条件①:検索順位
・収益に必要な条件②:内容が充実
ライターやウェブメディアの商品=収益が出る記事
記事の価値を高くする収益について解説します。

収益に必要な条件①:検索順位

WEBメディアにおいて最もわかりやすく重要な価値として、検索順位があげられます。当然、検索で上に出てきたサイトから見るので、検索順位が高いほど収益は高くなります。

このあたりはSEOの知識が必要になってきますが、簡単に言えば「その記事の検索ワードでGoogle検索をしたときに何番目に表示されるか」ということです。

検索順位についてはGoogleのロボットが判断しています。判断基準は「詳しく書いてある良い記事」である事。

SEO対策は様々な解釈と方法がありますが、ここでは質の高い記事を作ることに焦点をあてて解説していきます。

収益に必要な条件②:内容が充実

ちょっと前まではSEO対策の面で、「検索ワードが多いほど良い」という時代もありました。

こんな文章、見たことないですか?例は少し大げさかも知れませんが、このような手法で検索上位を取れていた時代があったのは事実です。

最近はGoogleのロボットも賢くなってきているので、このような手法はもう通用しません。検索ワードは無理に盛り込まなくても、ちゃんと調べて記事を作れば自然に文章に入るハズです。

現在のGoogleのロボットにうまく評価される方法があったとしても、Google自体「ユーザーファースト」を目指しているので、「質の高い記事」以外はいずれ淘汰されていきます。

Googleのロボットの傾向の研究もある程度必要ですが、素直に「読者の為になる記事」を作った方が間違いないです。

記事質を上げるリサーチ【見方を変えれば効果倍増】

記事を作る準備は、実際に記事を作るキーワードで検索をしてみることから始まります。手順全体を解説する前に、最も重要なリサーチを深掘りして解説します。
リサーチで押さえておくポイントは以下の通り。
リサーチのポイント
・リサーチのポイント①:事実を知る
・リサーチのポイント②:角度を変えて見る
・リサーチした情報の整理
正直これがちゃんと出来れば、良い記事が書けるに決まってます。
でも、面倒だったりでちゃんとしない人が多いです。みんながやっていないからこそ、これをしっかりやるだけで評価される可能性は高いでしょう。

リサーチのポイント①:「事実」を知る

まずは事実確認。
ここでいう「事実」とは、
リサーチで見る「事実」
・数値、価格、位置情報などのデータ
・口コミやランキングなどの順位
ざっくりいうと、上記の2つです。ここの情報が正確であることを前提に記事を作らないと、読者に間違った情報を伝える記事になってしまうので注意。

事実となるデータについては、
・商品=メーカー公式ページ
・店舗情報=店舗公式ページ
・各種データ=各種機関、協会の公式ページ
上記でまずは正しいデータを調べましょう。そのうえで、口コミサイトでの評判や順位などを確認します。

おすすめも批判も、前提として事実を明確にしておけば信ぴょう性が高くなります。

リサーチのポイント②:角度を変えて見る

事実確認がちゃんと出来たら、反対意見やデメリットも考えてみましょう。
そうすると情報が洗練されていき、読者にとってのメリットやデメリットがはっきりします。
また、記事全体の流れも想像しやすくなるでしょう。

ゴリ押しで何かをおすすめするよりも、デメリットを開示したうえでおすすめする手法は、営業やプレゼンでも大切な事です。

リサーチした情報の整理【マインドマップ公開】

リサーチで事実や考えられる反論が分かったら、マインドマップにまとめるのがおすすめです。
僕も記事作成の前には、マインドマップに情報を箇条書きしてから何を書くかを導きだします。

これはWEBライターが必ず読むべき本である「沈黙のWebライティング」でも紹介されているやり方です。以下は僕が最低限まとめる内容。

加えて各サイトのペルソナやニーズもメモしておくとより良いでしょう。最低でもこれを参考に、あとは自分のやり方に合わせてカスタマイズしてみてください。ライターとしての「フォーマット」が完成するハズです。

高単価ライターの記事の書き方【準備8割、執筆2割】

収益を生む記事の前提として、「読者の為になる記事」が重要な事を解説しました。

読者の為になる、質の高い記事を作るための準備は下記の通り。
質の高い記事の準備
・記事作成の準備①:ライバルサイトリサーチ
・記事作成の準備②:質問サイト巡りor取材
・記事作成の準備③:ペルソナ、ニーズ設定
・記事作成の準備④:構成案作成
記事作成は、準備が8割。文章力よりも、正確で有益な情報を的確に伝えることがなにより重要です。

記事を作る準備①:ライバルサイトリサーチ

リサーチについては前述の通り、
リサーチのポイント
①どんな人向けの記事が上位に多いか
②信頼できる情報、事実は何か
これらを意識して実践しましょう。僕はここに最も時間をかけます。ついでに知識も入ってくるのでお得ですよ。

記事を作る準備②:質問サイト巡りor取材

リサーチで情報をまとめたら、今度は自分や調べたサイト以外の視点を見るために口コミや質問サイトを見てみましょう。

もちろん書き込みや質問者、回答者の主観なので事実と違う事もありますが、逆に「そのように解釈する人もいる」という点で参考になります。

取材は別に大げさなことではなく、自分で体験できるものはしてみたりお店の人に話を聞いてみる程度でもOKです。

これをやることで、自分の作成する記事のオリジナリティが強くなり、読者からもGoogleからも評価されやすい記事が出来ます。

記事を作る準備③:ペルソナ、ニーズ設定

リサーチや質問サイトを見ている段階で、対象となる人のステータスが何となくわかるハズです。

こちらでも解説している通り、ペルソナ設定は出来る限り詳細に設定します。
ペルソナ、ニーズ設定のポイント
人物像:性別、年齢、職業、収入、趣味、性格を考える
悩み:設定した人物像が、作成する記事のキーワードで検索した理由を考える
上記のポイントをしっかり押さえて解決方法を示す記事は、絶対に評価される内容に仕上がるでしょう。

記事を作る準備④:構成案作成

ここまで来たら、あとはもう難しくありません。
最適な順番で解説をするだけです。ここまでまとめたデータをもとに、見出しと本文を箇条書きで書いてみましょう。

見出しを作った時点で、プレゼン資料や台本のようになっているか確認。その後、それをもとに声に出してプレゼンが出来るか確認すると良いです。

話の流れがおかしくないかが確認出来たら、あとは本文を仕上げて終わり。
本文に関しては主張・理由・具体例を基本に「結論ファースト」を心掛けましょう。

単価UPのコツはちょっとの努力【まとめ】

この記事では、
◆単価の高い記事とは何か
◆単価の高い記事の作り方
◆質を上げるリサーチ
上記について解説してきました。

・単価の高い記事とは何か
記事の価値=収益=SEOと内容。今は内容が充実している事もSEO対策の重要なポイントです。
・単価の高い記事を書く手順
共感や新たな気付き、悩み解決が出来る記事を作るには徹底的なリサーチが必要です。
・質を上げるリサーチ
最低限、公開したマインドマップの内容はまとめましょう。良い記事の作成はニーズやペルソナを知ることが第1歩です。